【洋楽】Little Simz(リトルシムズ)【おすすめアーティスト】

こんにちは!

第3回目のブログです。今回もさっそくいろいろと音楽を紹介していきたいと思います!


本日は、私のだいすきな女性ラッパー「Little Simz(リトルシムズ)」をご紹介します。

Little Simz(リトルシムズ)の生誕について

リトルシムズは、1994年イギリス・ロンドン生まれのラッパー・シンガー。プロデュースや女優としても活躍している、マルチな才能を持ったアーティストです。

ご両親がナイジェリアの方ということでナイジェリアにもルーツがあり、ラップスキルはもちろん、クールなスタイルがマジでだいすきです。

デビューは2010年、2022年7月現在まででミックステープやEP、LPなど結構な枚数リリースしています。※前回のトムミッシュ同様、最近は販売方法が多経路あり、曖昧な表現ですみません…。

リトルシムズのラップ・曲は本当にね、めっちゃかっこいいです。

女性版「Kendrick Lamar(ケンドリックラマー)」と言われ、実際にケンドリックラマーから「彼女は今一番ヤバい、本物だ」と言われるほど。

私も初めて聴いたときに、『誰だこのかっこいい女性ラッパーは!!!』と興奮したのを覚えています。

まだ彼女のライブには参戦したことがありません。私の中で、絶対に一度はこの目で見てみたいアーティスト1位なのです。


わたしのリトルシムズとの出会い

私が初めてリトルシムズの曲を聴いたのは、前回のTom Misch(トムミッシュ)同様、SoundCloud(サウンドクラウド)でアップされていた彼女の「Shotgun feat. Syd」の曲でした。

後でアルバムごとに紹介していくので、曲の詳細は後述しますが、もうね、疾走感のあるまじかっこいい曲なんですよ。

当時、フィーチャリングしている「Syd(シド)」率いる「The Internet(ジ・インターネット)」も好きだったので、シドに注目していたらリトルシムズにも出会えたような感じでした。

それからなんとなくですが、かっこいい女性ラッパーが増えてきたんじゃない?っていう感覚でしたね。私が知らなかっただけかもだけど。。

近年は、当初のかわいらしくもかっこいいラッパーから、色気と力強さが増した美しいラッパーになったリトルシムズ、本当に最高です!

では前回同様、アルバムをベースに、リトルシムズのすきな曲・おすすめ曲をご紹介していきたいと思います。

※このブログではSpotifyに公表されているデータをベースに紹介しています。

アルバムごと/すきな曲・おすすめ曲の紹介

【Blank Canvas】

■2013年12月リリース

こちらは2013年にリトルシムズのセルフリリースで配信されたミックステープ。

私がこちらのアルバムを聴いたのは、正直最近です。

声に幼さを感じますが、さすがのラップスキルはこの頃から健在。一曲目からかっこいいな~と衝撃をうけます。

私的おすすめ曲は、

・Yesterday’s Painting(1曲目)

・The Bells(2曲目)

・BAD(Lord Forgive Me)(5曲目)

1曲目の「Yesterday’s Painting」はメロディアスな雰囲気がありますが、2曲目の「The Bells」はロックなかっこよさが引き立つ曲となっています。

【E.D.G.E】

■2014年10月リリース

こちらのアルバムも聴いたのは最近です。サブスクリプションって本当にありがたいですね。

今のリトルシムズと比較すると、やはり幼さとかわいらしさを感じます。

でもラップスキルはこの時からやっぱりかっこいいですね~。ビートは今よりもっとロックでいい意味で無骨な印象もあります。

私的おすすめ曲は、

・Devour(4曲目)

・Stay(8曲目)

・The Hamptons(9曲目)

こちらの3曲はこのアルバムの中ではメロディアスな曲かなと思います。

【A Curious Tale of Trails + Persons】

■2015年9月リリース

このアルバムは、個人的に前作よりグッと深みが増したアルバムになってる!と思わされました。

なんだろう、ラップにもなんとなく落ち着きを感じるし、ビートにも奥行きを感じるというか。

今のリトルシムズがお好きな方はすきなアルバムだと思います!まだ聴かれたことない方がいたらぜひ聴いてほしい1枚。

ではこちらのおすすめ曲を…

・Wing(2曲目)

・The Light(3曲目)

・God Bless Mary(6曲目)

2曲目の「Wing」は入りの音が美しくてうっとりします。ラップ部分との溶け合いが最高!

【Stillness In Wonderland】

■2017年11月リリース

こちらは私がリトルシムズを知るきっかけになった「Shotgun」が収録されているアルバム。

23曲といっぱい曲が入っていて聴きごたえあります。

このアルバムからまたグググっとリトルシムズの力強さが増したというか、初期のかわいらしさ無骨さも少しだけ感じるのですが、どちらも楽しめるアルバムだなと思います。

とにかくすきな曲が多いのですが、頑張って厳選してみました。

・One In Rotation + Wide Awake feat. SiR(5曲目)

・Shotgun feat. Syd(6曲目)

・Picture Perfect(7曲目)

・Out of sight(yhyh)(18曲目)

・Morning(19曲目)

とりあえずこの5曲は外せないですね!

このアルバムでフィーチャリングも増えてきて、リトルシムズの音の幅がググっと広がった印象です。

このアルバムを聴いてから直近のアルバムを聴いていくのも最高です!

【GREY Area】

■2019年3月リリース

GREY Areaは聴くたびにリトルシムズが確立されたなと感じるアルバムです。

今までのアルバムも間違いなく良いアルバムなんですが、これを聴くと間違いなくノックアウトされます。

攻めのビート、メロウな雰囲気、一曲一曲それぞれに魂こもってる感じなので、もう説明不要聴くべしって感じですね。

私のおすすめ曲は、

・Offence(1曲目)

・Selfish feat. Cleo Sol(3曲目)

・Wounds feat. Chronixx(4曲目)

・101FM(6曲目)

・Flowers feat. Michael Kiwanuka(10曲目)

1曲目の「Offence」から、まさに『来いよ』と言われているような気分で始まるこちらのアルバムは、物語のように起承転結を感じますね。

「Selfish」や「Flowers」は彼女のソリッドなラップに甘くて柔らかいボーカルとの相性も抜群ということを改めて感じます。

曲ごとに聴くより、1曲目から通して聴いてほしいアルバムです。

【Sometimes I Might Be Introvert】

■2021年9月リリース

現在最新作のこちら。1曲目から映画が始まりかと思うくらい荘厳な印象でスタート。

このアルバムは、私はリトルシムズからのメッセージがたくさんこもっているアルバムだと思っていて、彼女自身のこと、黒人女性のこと、世界のこととか。

曲を通していろんな側面からリトルシムズの思いが感じられるのです。

なのでこのアルバムは改めてリリックに注目して聴くのがおすすめです。

ほんのり前作の「GREY Area」よりキャッチ―なビートだったり、全体的に柔らかな印象も感じるアルバムなので、普段ヒップホップやラップを聴かない方にも聴きやすいアルバムではないかなと感じます。

では、おすすめの曲をば。

・Woman feat. Cleo Sol(2曲目)

・Two Worlds Apart(3曲目)

・I Love You I Hate You(4曲目)

・I See You(10曲目)

・Miss Understood(19曲目)

2曲目の「Woman」の歌詞に『Ain’t nothing without a woman though, woman to woman. I just wanna see you glow. (女なしでは何もできないけど、女同士なら。私はただあなたたちが輝く姿を見たいの)』というところがあって、ここを聴くたびに強い気持ちになりますね。

そしてCleo Sol(クレオソル)の美しい声のHookに繋がり、フッと優しさに満たされます。

他の4曲もイントロからインパクトある曲だったり、メッセージ性のある曲だったり、本当に素晴らしいアルバムなので、ぜひチェックしていただきたい1枚です。

まとめ

いやー、今回もものすごく長いブログになってしまいました。汗

過去にもいろいろな女性ラッパーの作品を聴いてきましたが、正直セクシーさを前面に出してくる女性ラッパーが多かった印象で(古い)、でもリトルシムズはそんなことなくて、まっすぐに自分自身の音楽を作り続けている人なんだろうなって。

かっこいい。

それに尽きます。

リトルシムズの来日情報を調べてみましたが、2022年7月時点では残念ながら来日予定はなさそうです。

でももし今後来てくれることがあれば私は絶対に参戦したいと思うので、情報をキャッチしたらこちらのブログも更新していきたいと思います!

では今回もここまで読んでいただきありがとうございました!

次回の投稿もお楽しみに!

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